温泉療法の一つの方法に、温泉のお湯を飲む「飲泉」があります。お湯を飲むことで、温泉成分を身体の中から吸収することが出来ます。
温泉文化は、古来より入浴療法が主で、飲泉療法の歴史はそれほど古くはありません。
「温泉は野菜と同様のミネラルを含んでいるので、飲泉は野菜を食べるのと同じ」であると温泉療法といえば飲泉を意味するほど普及しています。
温泉で行う。
どの温泉でも飲泉可能というわけではありません。
お湯を飲む。
温泉の噴出している湧出口から出たてのお湯を飲みます。
水筒やポットに入れるなどして時間が経ったお湯は、温泉の老化現象が起きています。
飲泉量はコップ1~2杯程度(100~200ミリリットル)です。
一口一口ゆっくりを飲むようにして下さい。
食塩泉、炭酸泉、重曹泉は早朝空腹時と夕食前に飲み、朝食・夕食は空けてからいただきます。
空腹時に飲用すると、胃腸の粘膜を刺激して胃腸障害を起こしやすいため、食後、胃の中に食物が間に飲みます。
◆その他注意事項
下痢気味の方は芒硝泉、炭酸泉、硫黄泉の飲泉を、腎臓や心臓に疾患のある方や高血圧症、むくみのある方は、食塩泉、重曹泉、芒硝泉の多量の飲泉はやめるようにしてください。
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