「掲示用泉質名」には、11種類あります。掲示が義務付けられている温泉分析書には、この掲示用泉質名で明記することになっていますので、今では一番目にする泉質名だと言えます。
ごく簡単にまとめてみますと、次のように分類されます。
単純温泉規定の温泉成分の含有量が、温泉水1kg中1000mg未満と少ないため、刺激が少なく肌に優しい温泉です。
旧泉質名では単純泉です。
二酸化炭素泉お湯に炭酸ガスが溶け込んでいる温泉です。
旧泉質名では単純炭酸泉です。
炭酸水素塩泉アルカリ性のお湯です。
旧泉質名では食塩泉です。
硫酸塩泉硫酸塩が含まれている温泉です。
苦味のお湯です。
含鉄泉鉄を含む温泉です。
水中の鉄分が空気に触れることで酸化するため、お湯の色は茶褐色をしています。
旧泉質名では鉄泉です。
含アルミニウム泉アルミニウムを含む温泉です。
旧泉質名では明礬泉などです。
含銅・鉄泉銅及び鉄を含む温泉です。
水中の金属成分の酸化によって、お湯の色が黄色になります。
硫黄泉硫黄が多く含まれる温泉です。
卵の腐ったような臭いがあり、白濁しています。
酸性泉水素イオンを多く含む温泉です。
旧泉質名では単純酸性泉です。
放射能泉ラドン、ラジウムが含まれる温泉です。
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