温泉は、泉温度・水素イオン濃度(pH値)・浸透圧によって分類されていますが、これらの項目は、実際にお湯にどういった影響をおよぼしているのでしょうか。湧出時の泉温度自体の影響はあまりないように思います。
【水素イオン濃度】水素イオン濃度は、酸性、アルカリ性の度合いを示す数値のことで、pHという記号で表されます。
存在するわけではありませんが、教育では範囲で変わるとされています。
酸性度は強くなり、逆に、pH値が大きくなるほど、アルカリ性度が強くなります。
お湯のpH値による違いでは、pH値が低いほど肌にピリピリと感じ、pH値が高くなるとヌルヌルとした感触になります。
お湯も、角質を落とすという作用には変わりありませんが、酸性のお湯では、水素イオンにより角質部分が分解・除去される化学反応がおこり、角質が痂皮化するとされています。
アルカリ性のお湯では、水素イオンよりも濃度が高い水酸化物イオンによって、角質の分解・除去という化学反応が起こり、角質は浸潤していきます。
これが、お湯に浸かったときのピリピリ感やヌルヌル感に繋がっています。
肌触りの良いサラサラとした感触となります。
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